フィーゴは白旗なんて挙げてない件
ZAKZAKにGazzetta dello Sportのフィーゴのインタビューを引き合いに出して、フィーゴ自ら「優勝は他のチーム」って言ったっていう記事が載ってた。
参考:ZAKZAK:レアル早くも白旗…フィーゴ自ら「優勝は他のチーム」
おいおい、フィーゴ弱気すぎじゃね?と思ったんだけど、、同じインタビューに関してivedoor スポーツのMARCAの日本語訳ページでも扱ってる。
ところが、こっちによればフィーゴは「R・マドリーに並ぶ優勝候補としてACミラン、チェルシー、そしてFCバルセロナの名前を挙げた」って書いてるんすよね。
参考:フィーゴ「ルシェンブルゴが来てからチームのコンディションが良くなった」 - livedoor スポーツ
で、結局どっちよ?と思ったわけです。
まぁ原文をチェックすりゃ早いわけなんでとりあえずそれを見る。
原文の当該個所が↓これ。
“Il Milan, il Chelsea, e direi anche il Barcellona. Ma dobbiamo tenere d’occhio tutte le squadre che sono espressione dei grandi campionati europei”.…
参考:Gazzetta dello Sport - Se c’e un rigore lo tiro io
当然僕がイタリア語なんて読めるわきゃないので翻訳サイト使用(この時点で誤訳しうるという話もあるけど)して頑張って読んでみると、どうもこの文章こういうことらしい。
記者:「チャンピオンズリーグでは、どのチームが強敵?」
フィーゴ:「ACミラン、チェルシ―、あとさっきも言ったけどバルセロナもね。けど、ここまで残っている全てのチームに注意しなければいけないね。それぞれがヨーロッパ中のチャンピオンチームなんだから。」
と「うわぁよく見るなこういうのサッカー雑誌で。」みたいなコメントでした。
で、一応何故ZAKZAKがあんな誤報まがいをしてるのかというと、多分インタビュアーの質問部分をちゃんと読んでなくて、イタリア語の「altre」=「他の」って単語を読み落としてるからではと思われます。ライブドアが正解。
というわけで、まだまだ、レアル・マドリーはUCL諦めてないってことでご安心を。
それにしても、来週ついに再開すな、UCL。
ルシェンブルゴになってからリーガ・エスパニョーラ全勝と来てるのでユーべにもきっと勝てるはず。カッペロは怖いですけど。
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